熱しにくく冷めやすい

27歳社会人歴4年目が思ったことを細々と綴るブログ

「論理的思考」初心者へオススメの本②

昨日の続きです。

論理的とは物と物が線で繋がっていること

例えばアルミニウム1gの値段は?と問われた場合、

「アルミニウム」と「値段」を繋ぐ「物」を探す。

アルミニウムでできていて、値段を表す「1円玉」が該当する。

「アルミニウム」ー「1円玉」ー「値段」と繋がり、値段は1円ではないかとなる。

(読んでいる時に1円玉のアルミニウムは1gなのか?とは気になった)

こういうA-Bが繋がりB-Cが繋がる場合、A-Cであると考えることを「三段論法」というそう。

 

判断基準が複数あり、決められない場合は各基準ごとに重みを変えて点数化する

もし結婚相手を2人から選ぶとして、2人を「収入」「ルックス」「性格」で点数化すると総合点が同じ二人がいるとする。このままでは決められないので自分の中で特に重きをおきたい点を決める。例えば「性格」「ルックス」「収入」の順で重きをおく場合、性格の点数を3倍に、ルックスを2倍に、収入をそのままの点数にした場合、点数が違い、自分に合った結婚相手を見つけることができる。(これは本当に使えると思った)

 

「考える」のスタートはゴールを決めること

友人に急に「人について考えて」と言われて何を考えるだろうか?

職場の人について?目の前にいる友人について?人体について?

いまいち何を考えていいか分からない。

そこで「職場の人の好きなところを考えて」と言われると途端に考えが広がっていく。

まず「職場の人の好きなところ」という明確なゴールを見つけて、初めて「考える」ができる。

 

線でつないでいく三段論法は難しくてまだ使えないが、判断基準の重さを変える方法は使いどころがたくさん思いつく。(大事な大事な結婚相手を見極めるのにね!)

初心者向けの本なので上級者からしたら違和感を感じるところもあるのかもしれないが、論理的って何?の私には十分ためになることがある本だった。